20年前まだまだ若手であった先生方が、高専学生を育てるという夢を実現するために駆け回り、それをサポートする企業関係者のネットワークにつながって、今のプロコンにつながってきていることが実感されました。現在ではプロコンOBが様々な方面で活躍しており、高専プロコンへのフィードバックも増えてきております。
高専プロコンは、高専学生を育てる喜びや楽しさを、企業の方々と「共有」するという、新しいスタイルの産学連携であると考えられます。
今後は、共同研究や受託研究、商品化、インターンシップの連携など、多くの展開が期待されています。 高専プロコンの発展に、高専情報処理教育研究委員会が深く関わっていたことも紹介され、本大会が高専の情報処理教育の発展の礎となったことが伺えました。
会場には約70名の高専教員、企業関係者が参加され、熱心に話を聞いておりました。すっかり身近なイベントになったプロコンの意義について、改めて認識されたのではないかと思います。
発表原稿
松澤先生のご好意により、発表原稿を提供いただきました。
