プロコンはおもしろい~伊原 充博~
- プロコンの魅力
プロコンは、堀内専務理事や多くの高専教員によって、”学生に夢を与えたい”ということから始まったものです。私もそれに共鳴して、委員として参加しました。さらに私は、”おもしろくなかったらプロコンではない”と感じて、委員をつとめてきました。
プロコンに参加した多くの学生たちが、次の大会へも参加してきています。プロコンへ参加することで、プログラムのおもしろさを感ずるのと同時に、全国での自分たちのレベルを感じ、次のステップへ踏み出そうとした結果ではないかと思っています。
またプロコン大会では、多くの学生が他高専の学生との交流を深めてきました。例えば鶴岡大会の学生交流パーティで、鶴岡高専の学生諸君が見せてくれた歓迎の太鼓演奏など、忘れることができないことが沢山ありました。
“プロコンは、おもしろい”ものなのです。
- 今後のNAPROCK
プロコンの国際化は、私たちの長い間の夢でした。高専の学生が、外国の学生とプログラミングを競うという国際化が、協賛企業の協力によって着実に進んでいます。参加国をさらに拡大してゆく方策を探りたいと思っています。
- フリーメッセージ
プロコンの委員をつとめて、長い間企業を訪問していると、多くの企業が”高専の学生に、大きな期待をもっている”ことがわかります。それらの企業に勤めた高専卒業生が、期待通りの働きをしていることもわかります。学生諸君は、自信をもって、高専で学んだ技術を社会で生かしてほしいと願っています。
- 経歴
1966年に都立工業高専を卒業して、その後同校と都立産技高専の教員として勤め、2008年3月に同校を退職しました。
プロコンとの関わりは第2回大分大会からで、設立当時からのプロコンメンバーであった本NPOの堀内理事長や松澤理事の強い誘いがあって委員として参加しました。当時から現在までの担当は財務関係がほとんどで、多くの会社に協賛のお願いに行ってきました。
この間、パーソナルコンピュータソフトウェア協会(現在の日本コンピュータソフトウェア協会)の当時の専務理事清水洋三さんに多くの協賛企業を紹介いただき、現在までプロコンが育ったのも、清水専務理事の援助が大きかったからだと感じています。
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