理事長 神 沼 靖 子
松澤照男理事長の後任として四代目の理事長に就任致しました神沼靖子です。 本協会(NAPROCK)は、全国高等専門学校プログラミングコンテスト(以下、高専プロコンという)を運営し、高専と産業界の連携のもと複合的ソフトウェアシステム開発の教育を支援し、関係者の相互交流および健全な高度情報社会の発展に寄与することを目的として2008年に設立されました。 清水洋三初代理事長、堀内征治二代理事長、松澤照男三代理事長へと繋がった6年間で目標達成の基盤を築き、一般社団法人全国高等専門学校連合会が主催する高専プロコンの共催、国際プロコン大会の主催、セミナーや講演会の開催を実施するに至りました。 顧みますと、私の高専との関わりは1990年に始まりました。高専プロコンの審査員という立場で初回から参加したのです。高専生たちのプログラミングへの興味と、指導される先生方の熱意がそこにはありました。 この雰囲気に感動して、四半世紀を迎える今日まで審査に関わってきました。独自の発想を競い合い、先端技術を駆使してアイデアを形にするというプロコンへの参加を通して、高専生は物造りの面白さと主体的に学ぶ態度を身に付けているのではないかと思います。 プロコンが始まったのは平成2年、文部科学省主催の「まなびピア」に参画したのが発端です。その企画に便乗して全国各地を回りながら実行委員会は力をつけ、学びピアが幕を閉じた後も開催を続けてきたのです。四半世紀というこの節目にこれまでの経緯を整理し、プロコンで得られた多くの地財を残しておきたいという思いも日々高まっています。 高専から優れた人材を送り続けるために、NAPROCKの理事一同は邁進いたします。協賛企業様を始め、全ての関係者の皆様に、一層のご支援とご協力を賜りますようお願いして、理事長就任の挨拶といたします。第四代理事長就任のご挨拶
特定非営利活動法人高専プロコン交流育成協会